ランニングダイエットを続けるコツは?

2020-06-04 10:58:00


ジョギングダイエットが続かない原因として多いのが、最初から毎日走ろうと意気込んでしまうことにあります。


「明日から毎日ジョギングするぞ!」とやる気を出すのは良いのですが、いきなりジョギングを始めて毎日続けるのって簡単なことではないのです。


というのも、慣れるまでは筋肉痛等で体が痛くなってしまうことや、突然運動を始めたことによる体力消費で疲労を感じやすいため、ジョギングを始めて何日かすると「体を休ませたい」という気持ちになることがほとんどです。


しかしここで「今日はジョギングをお休みする」という選択肢を選んでしまうと、「毎日ジョギングする」というルールを自分の中で破ることになってしまうため、その後のやる気を失ってしまうわけです。


「もうサボっちゃったしいいや…」という気持ちから、ジョギングダイエットを挫折してしまうのです。


これではせっかくのジョギングダイエットも、続けることができなくて当然でしょう。


ジョギングダイエットを続けるコツは、毎日ジョギングすることを目標とせずに、慣れるまでは「週に3日程度」を目標としてジョギングを始めましょう。


週に3日程度であれば、自分で自由にお休みをする日をこまめに作ることができるので、ほどよく体を休ませながらジョギングを続けることが可能ですよ。


■慣れるまでは歩きを取り入れる


元々走り慣れている人ならばいいですが、いきなりジョギングを始めた人にとっては、長時間走るというのは楽なことではありません。


それほどスピードを出しているわけではなくても、少し走れば疲れを感じることや、息切れをして「きつい」と感じることもあるでしょう。


最初からイメージ通り、颯爽とジョギングができるなんてことは初心者にはありえないことです。


ジョギングダイエットをすると決めたからには、きちんと走らないと!なんて思う人がほとんどでしょうが、これこそがジョギングダイエットを挫折してしまう原因です。


走ることに慣れるまでは、無理に走ろうと思っても辛くきついだけです。


大切なことは、まずは走ることに慣れるということですから、最初からきちんと走ることを考えるよりも、歩きを取り入れながら無理なくジョギングをすることが大事なのです。


少し走って疲れを感じた場合や、苦しいと感じたときには、歩くようにしてみましょう。


歩いて落ち着いてきたら、また走り出せばいいのです。


この繰り返しをすることによって、走ることに慣れて歩く頻度も少なくなってくるはずです。


最初は「辛くなったら歩いてもいい」と思ってジョギングをしたいですね。


■「あと少し走れる」ところで終わりにする


ジョギングを始めた当初というのは、自分の中でもやる気があり、走ることへのモチベーションも高まっていると思います。


実際に走ってみて、自分の予想よりも案外走れることに気付くということもありますよね。


たとえば3キロ走ることを目標としていた人が、3キロ目前まで走って「あれ?まだまだ走れそうだぞ!」なんて思うケースは多いです。


本来ならば目標達成なので、ここでジョギングを終えていいわけですが、「まだまだ走れる」という自分の気持ちが、目標を勝手に上げてしまうことがあるのです。


「本当は3キロだったけど、まだ走れそうだから今日は5キロを目標にしよう!」といった具合に、走る距離や時間を増やしてしまうわけですね。


向上心を持つことも大切ですし、普段より走る距離が増えれば、それだけダイエット効果が高まるのも事実です。


しかし、これをやってしまう人ほど、ジョギングダイエットに挫折してしまいます。


というのも、3キロでは余裕だと感じた人も、実際に5キロ走ってみると、かなり苦しかったという結果になるわけですね。


その日はたくさん走った達成感で気分は良いのですが、翌日からのジョギングに支障が出やすくなります。


翌日になると、5キロ走って辛かった記憶が蘇り「あぁ今日も走るのは嫌だな」なんて思ってしまうことや、「昨日たくさん走ったから今日はやめとくか…」なんて甘えを生むことにもなりやすいのです。


ジョギングダイエットを続けるコツは、「あと少し走れる」というところでやめておき、次にジョギングするときも前向きな気持ちでジョギングができるようにすることが、大切だということです。